おそらのこ

おや?もしかして3人目?!
2人目の子供を産んでから2回目の月経。3度目がこない…
まだ周期が正常ではないかもと思ったけど妊娠検査薬でチェック。
3分待つ…
薄っすら赤いラインが浮かび上がってくる。
本当に薄っすら…
あれれ3人目で来ちゃった。と喜びもつかの間
今二人のチビに振り回される毎日。妊娠して育児が出来るか????
ただでさえ甘えん坊のチビが居るのに…
まだ断乳さえ出来ていないのに…
生活は?やっていけるのか?
不安がよぎる。
でも赤ちゃんが欲しいとは考えていた。
自分が2人兄妹だったから3人居たらもっと楽しいかもなんて考えていたけど
実際妊娠してみるとやっぱり不安
とにかく妊娠を旦那に報告!
私:「出来ちゃったみたいだよ」
旦那:「おっ出来たかええやん兄妹は多い方がいい!女の子だったらどうしようひーちゃん同様心配でならん」
私:「まだ検査薬で検査しただけだからまだわかんないよ。すごく薄っすらの反応だったから。」
私:「どうする?二人+1よ!やっていけるかな???でも欲しいよね。」
旦那:「とにかくええやん!流れがこうなるようになってたんやから 俺もがんばらなあかんな〜」

そう言ってくれた旦那に感謝しながらもやっぱり生活の事が気になる。
旦那の仕事では今の生活もギリギリだし、子育ても不安。だからってせっかくの妊娠をなくすのは出来ない。
なんて色々考えて「やっていくしかない!!」の結論で落ち着いた。
チェックしたその日は週末で色々予定が入っていたので週明けにもう一度チェックして病院へ行った。
受付で妊娠したらしい事を告げ記録用紙に記入。
最後の月経はいつだったか出産経験はあるかなど。記入を終えて順番を待つ。
そして診断!
あ〜また大股開いて見られるのね〜ェ。なんどやってもイヤだな〜ぁなんて思いながら診察台へ
先生:「う〜ん まだ確認できないね〜」
私:「まだ早かったかなぁ〜」
先生:「検査薬で確認できてもまだ見えないんだね じゃ1週間後にもう一度見てみよう。」
私:「検査薬で陽性が出ても妊娠していない事ってあるんですか?」
先生:「まずないね。昔の検査薬だったらあるかもしれないけど確実でしょう。一応もう一度検査してみましょう。」

診察室を出て尿検査をする。
先生:「しっかり陽性だね。人ホルモンも高いしとにかく1週間後に来てください」
そう言われ家に帰宅。
旦那にメールでまだ確認できなかった事を伝え1週間後を待つ。
その間なんだか気は早いけど上の子供たちのお下がり洋服整理。
そして1週間が過ぎ再び病院へ…
先生:「見えましたよ袋が」
私:「やっぱり妊娠してたんだぁ〜」
先生:「ン〜 袋は確認できたけどまだ心拍は確認できないね。」
私:「…」
先生:「最終月経から計算しても少し早い様だから後2週間して確認しましょう。」
先生:「御懐妊おめでとう♪」
私:「ありがとうございます。」

とりあえづ妊娠の確認はとれたものの心拍確認が取れなかったことに不安を覚えた
一番上の子を妊娠する前に1度おなじ症状があって心拍確認する前に出血し流産してしまったから。
でもあまり悪い事ばかり考えると良くないと思い振り切って3人目頑張らなきゃと帰宅。

実家に電話をし母に報告。
母:「良かったね〜ェ ついでに後2人ぐらい産んでみる?」
私:「そうだね でもまだ心拍が確認できてないんだ〜」
母:「きっと大丈夫だよ!二人目が出来たんだから」
私:側に居るちびっ子ギャングを見ながら「さらにギャングが増えるんだよ(笑)」
なんて会話をしながら妊娠を喜んだ。
2週間を待つ間体に変化が…
夕方になると気分が悪くなる。2・3度吐く…お寿司が食べたくなる。眠くなる。
つわりだ!!上の二人の時も同じような症状が。
検査の時に心拍が確認できなくてもきっと順調に育ってる!確信してた。

そんなやさき旦那が仕事を辞めると言い出した。
今のままでは生活も安定しないし仕事を変わるなら今しかないと…
確かに前々からその事に賛成はしていたのだがいざ本当となると貯金がないしどうしよう…
でも旦那は頑張ってくれて職安に行っていくつか面接を受ける約束をつりつけてきた。
全て流れに身を任せるかと決め2週間が過ぎた。

今日は病院だつわりもひどい、きっと大丈夫と言い聞かせて病院に向かった。
周りにはおなかを大きくしたお母さんたちが沢山。
おなかを触りながら大丈夫だよね〜と順番を待つ。
名前がよばれ診察室へ
先生:「う〜ん}
様子がおかしい・・・
先生:「Pikaりんこさん、心拍が確認できない。残念だけど今回は赤ちゃん諦めなくちゃ気を落とさないで」
私:「そうですか…」

それだけしか言えなかった
先生:「残念だけど処置をしなくちゃならないけど旦那さんの承諾がいるから、費用は1万円くらいで済むと思います。」
私:「わかりました。」
先生:「手術はおなかの中のものを掻き出すだけで1日入院で済みます。」

一度経験した事があるので分かってる…もう2度とあの処置はしたくないと思っていたのに…
診察室から出て待合室へ
すんごくかなしかった・・・
周りのママさんたちをうらやましく思った。
早く清算を済ませて帰りたかった。

帰りながら旦那に電話。
つわりを見ていたので大丈夫と旦那も思っていたらしく残念だったけど仕方ないよと
家に帰って実家の母と子供たちがどうだったと聞いてきた。
残念だったけど今回はダメだったの
涙が出た。でも二人の子供たちが不思議そうにわたしの顔を覗き込んでHUGしてくれた。
とても救われた。
元気出さなきゃ!私にはまだ悪ガキだけどかわいい2人の子が居るんだ。
不妊で悩んでいる人も居るのに情けない!元気出すぞ!っと2人を抱きしめた!

でもやっぱり辛かった。つわりの症状は治まらず手術日まで続いた。
赤ちゃんが居なくてもつわりがあるんだって人間の体の奥深さを知った。


手術日朝から病院に入って休養をとった後処置室へ。
分娩と重ならないように祈った。
看護士さんたちとは気心知れているので皆から励まされ感謝した。
分娩台に上がって薬を投入。気分が悪い。
ごめんねと何度も頭の中でつぶやきながら処置が終わる。

それから2〜3日過ぎ旦那の面接先から連絡があり内定をもらい生活がガラッと変わった。
内定には日数がかかると言っていたけれど面接翌日に内定をもらい旦那は忙しく頑張っている。
生活も少し余裕が出来てきた。
旦那:「きっとあの赤ちゃんが全てうまくいくようにしてくれたんだよ これからもがんばらなあかんね」
本当にそうだと思った。これから私たちの幸せの準備をしてくれたんだって

ありがとうお空の子!家族で頑張るね!

妊娠・流産でお友達から励ましの事簿を沢山もらった。
皆に感謝!
これからもがんばります!!


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